タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦
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タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦(タイコンデロガきゅうミサイルじゅんようかん、英語: Ticonderoga-class guided missile cruiser)は、アメリカ海軍のミサイル巡洋艦の艦級[1][2][3]。スプルーアンス級駆逐艦を元に、イージスシステムを搭載するよう設計を修正した初の実用イージス艦として1978年度より建造が開始され、1983年から1994年までに同型艦27隻が就役した。
概要 タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦, 基本情報 ...
タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦 | |
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基本情報 | |
艦種 | ミサイル巡洋艦 |
命名基準 | 古戦場 (5番艦は人名) |
建造所 | |
運用者 | アメリカ海軍 |
建造期間 |
1980年 - 1987年(Mk.26装備艦) 1984年 - 1994年(Mk.41装備艦) |
就役期間 |
1983年 - 2005年(Mk.26装備艦) 1986年 - 就役中(Mk.41装備艦) |
建造数 | 27隻 |
原型艦 | スプルーアンス級(DD) |
前級 | バージニア級(DLGN→CGN) |
次級 |
CG(X)(計画中止) DDG(X) |
要目 | |
#諸元表を参照 | |
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アメリカ海軍の巡洋艦としては、クリーブランド級軽巡洋艦と並び最多建造数を誇っているほか、1999年にカリフォルニア級原子力ミサイル巡洋艦が退役したため、アメリカ海軍が保有する唯一の巡洋艦となっている。本級よりやや遅れて建造を開始したアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦と比べて戦闘指揮所の機能が充実し、艦砲やミサイルの搭載量も多く、また船体が大きいため居住性が良好で航続距離が長いという特長があり、また艦長が大佐職であることから、空母打撃群では対空戦指揮艦の任に就くことが多い。