ズバイダ
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ズバイダ(766年 - 831年)ことズバイダ・ビント・ジャアファルは、アッバース朝の第5代カリフ・ハールーン・アッ=ラシードの正妃。第6代カリフ・アミーンの母。ズバイダは通称(ラカブ、あだ名)であり、本名はアマト・アル=アズィーズ(つなげ読みをした場合はアマトゥルアズィーズ。「比類無き強大者(=アッラー)のしもべ」の意で、男性名アブドゥルアズィーズに対応する。)だったというが、スカイナだったという説もある。クンヤはウンム・ジャアファル。実子はムハンマド・アル=アミーンであるが、息子の名前から取った実際の親子関係に由来するクンヤであるウンム・アル=アミーンよりも祖父のクンヤ(アブー・ジャアファル)にちなんだウンム・ジャアファルというクンヤの方で広く知られている。
概要 ズバイダ زبيدة بنت جعفر, 出生 ...
閉じる
ズバイダは『千夜一夜物語』に夫と共にしばしば登場することでも知られる。