Loading AI tools
ウィキペディアから
ジョン・コリンズ(英: John Collins)は、ジンまたはウイスキーとレモンジュース、ソーダ水で作るカクテル。
蒸留酒に甘酸味と炭酸飲料を加えたカクテルを「コリンズ」スタイルと呼ぶが、このカクテルの考案者であるロンドンのボーイ長ジョン・コリンズの名前に由来する[1][2]。
誕生は19世紀の半ばとも言われるが、誕生の経緯は不明[3]。
ロンドンの「リマーズ・コーナー」でボーイ長を務めていたジョン・コリンズが考案したとされる[2]。当初はオランダ・ジン(イェネーバ)が使用されていた[3]。やがてオールド・トム・ジンが使用されるようになり、これはトム・コリンズと呼ばれるようになった。
1930年代以降はヨーロッパを中心にドライ・ジンが用いられるようになり、ジンに代わってウイスキーを用いるレシピも広まった[4][5]。
なお、トム・コロンズもドライ・ジンを用いるレシピが広まっており、この場合はジョン・コリンズとトム・コリンズは同一となる[4]。
ジョン・コリンズ | |
---|---|
基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | ビルド |
スタイル | コリンズ |
グラス | ハイボールグラス |
国際バーテンダー協会のレシピ | |
ベース | ドライ・ジン |
装飾材料 | レモンスライス、マラスキーノチェリー |
材料 |
ドライ・ジン …… 45ml |
レモンジュース …… 30ml | |
シュガーシロップ …… 15ml |
ジンベースのジョン・コリンズは国際バーテンダー協会の公認カクテルの1つである[6]。
国際バーテンダー協会によるレシピを以下に挙げる。
ジンにオールド・トム・ジンを使用するとトム・コリンズになる[6]。
アメリカ合衆国ではジンベースのジョン・コリンズはオランダ・ジンが使用されることが多く、ヨーロッパではロンドン・ドライ・ジンが使用されることが多い[3]。
ウイスキー・コリンズとも呼ばれる[5]。アメリカ合衆国や日本ではウイスキーベースのジョン・コリンズが一般的である[3]。
ジンベースのジョン・コリンズ(トム・コリンズ)に類似するカクテルとしてジン・フィズが挙げられる[2]。以下のように違いがある。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.