ジェイムス・グリフィン
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ジェイムス・グリフィン(James Arthur Griffin、1943年8月10日 - 2005年1月11日)は、1970年代に活躍したソフトロックバンド、ブレッドのオリジナル・メンバーである。作詞作曲、プロデュース、アレンジ、ギター、キーボード、ヴォーカル担当。
アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティで生まれ、テネシー州メンフィスで育つ。 1963年リプリーズ・レコードからアルバム"Summer Holiday"でレコード・デビュー。 ブレッド以前はシンガー・ソング・ライター、セッション・ミュージシャンとして活動。ソロとして数枚のシングルをリリース。またレスリー・ゴア、ボビー・ヴィー、エド・エイムス、ブライアン・ハイランドらに曲を提供している[1]。
ブレッド時代は主にロブ・ロイヤーと共同で作曲。デヴィッド・ゲイツのメロディー・ポップ路線に対してR&B、カントリーロック要素を踏まえた曲が得意。1970年公開の映画『ふたりの誓い』挿入歌「ふたりの誓い("For All We Know")」の共同ライター(ロブ・ロイヤーと共に作詞、作曲はフレッド・カーリン)で、同曲はアカデミー歌曲賞を受賞し[2]、1971年にはカーペンターズによるカヴァーもヒットした。尚、ジェイムス・グリフィン自身のセルフ・カヴァーはブレッドのコンピレーションアルバムRetrospectiveに収録されている。 ブレッド以降はカントリー・グループ、レミントンズ(The Remingtons) を結成しアルバムもリリースするなどナッシュビルで音楽活動を継続していた[3]。 尚、1990年ナッシュビルでブレッド時代のヒット曲をソロでレコーディングしている。これはマイナーレーベルで出回ったことがある。
2005年1月11日、肺癌のためテネシー州・フランクリンの自宅にて逝去(61歳)。
2010年、生前の未発表トラック12曲がロブ・ロイヤーのプロデュースの下CDリリースされた。