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シャーロット・サルウェイ
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シャーロット・サルウェイ・タビマスマス(英: Charlot Salwai Tabimasmas、1963年4月24日 - )は、バヌアツの政治家、元会計士。同国首相(2016-2020、2023-現職)、与党・変化への再統一運動(英語版)の党首も務める。
シャーロット・サルウェイ Charlot Salwai | |
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![]() (2016年撮影) | |
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就任 2023年10月6日 | |
大統領 | ニケニケ・ヴロバラヴ |
前任者 | サトー・キルマン |
任期 2016年2月11日 – 2020年4月20日 | |
大統領 |
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前任者 | サトー・キルマン |
後任者 | ボブ・ラフマン(英語版) |
個人情報 | |
生誕 | (1963-04-24) 1963年4月24日(61歳) ペンテコスト島(英語版), 共同統治領ニューヘブリディーズ |
政党 | 変化への再統一運動(英語版) |
配偶者 | マリー=ジャスティン・サルワイ |
住居 | ポートビラ |
職業 | 会計士、政治家 |
2023年10月6日に1カ月で首相職を解任させられたサトー・キルマンの後任として、2度目の首相の座に就いた[1]。
10代の頃に初めてフランス語を学んだ[2]。技術教育証明書を取得するためにヌーメアの高等学校で学業に励んだ[3]。サルウェイは2012年から1年間、貿易産業大臣や土地天然資源大臣、教育大臣、財務経済管理大臣、内務大臣を歴任してきた[4][5]。
2016年2月11日、彼は2016年バヌアツ総選挙でバヌアツの首相に選出された[6]。2016年8月では自身の与党党首に再選を果たす[7]。2016年11月下旬、サルワイは不信任決議を提出されたものの否決となり、議員達の対立が深まるようになった[8]。在職中はオーストラリアなどの西側諸国より中国との関係を重視し、中国企業から数々の資金援助を受けた[9]。
首相退任直後のサルウェイは2020年8月に元閣僚のマタイ・セレマイアとジェローム・ルドヴァーン、トム・コーと共に動議に署名した国会議員を買収したという申し立てで、贈収賄と汚職の容疑で最高裁判所に提訴された[10]。2020年11月23日から裁判が開始し、10件の贈収賄と汚職で起訴された[11]。同年12月8日に贈収賄については無罪となる[12]。2020年12月16日にサルウェイは偽証罪で有罪判決を受け、後に執行猶予付きの判決を下された[13]。2021年9月にバヌアツのタリス・オベド・モーゼス大統領によって恩赦され、公職に立候補する資格を回復した[14]。