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サン=ピエール島 (L'île Saint-Pierre)は、フランス領の島。サンピエール島・ミクロン島を構成する島の1つ。北大西洋、ニューファンドランド島の南に位置する。
1536年6月、島を訪れたジャック・カルティエがIsle Sainct Pierreと命名した。名前のもととなるペテロ(フランス語名ピエール)は漁師の守護聖人である(アンドレ、パドヴァのアントワーヌ、ミラのニコラ、ヴェローナのゼノンも同様である)[1]。
サン=ピエール島は、隣のミクロン島とは異なり、島の北西を約5.5kmの海峡ラ・ベで隔てられており、比較的外海から保護された自然港をもっている。サン=ピエールがテル=ヌーヴ有数の漁港となったのはこの位置のおかげである。
島は火山から誕生しているが、島を構成する岩層は非常に古い。北にあるグラン・コロンビエ、マラン、ヴァンクール、ピジョンといった無人島や、東側を数多くの小島や岩で囲まれている。サン=ピエールの町は、鎖状の丘陵のふもと、島東部にある港の周り、海岸平野に位置している。
島に関する最初の言及は、1536年に立ち寄ったジャック・カルティエからのものである。
サン=ピエール島には、首府であるサン=ピエールがあり、ミクロン島にあるミクロン=ラングラードとともにサンピエール島・ミクロン島を構成している
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