ゴメセンデ

ゴメセンデ（Gomesende）は、スペイン、ガリシア州、オウレンセ県の自治体。コマルカ・ダ・テーラ・デ・セラノーバに属する。ガリシア統計局によれば、2012年の人口は914人（2011年：946人、2010年：968人、2009年の人口は1,018人、2004年：1,118人、2003年:1,105人）^[1]。

Gomesende

自治体庁舎
州	ガリシア州
県	オウレンセ県
コマルカ	テーラ・デ・セラノーバ
司法管轄区	セラノーバ
面積	28.3 km²
教区数	6
居住地区数	68
標高	440m
人口	914 人 （2012年[1]）
人口密度	32.3 人/km²
ガリシア語率	99.45% （2011年[2]）
自治体首長 (2011年)	プーラ・ロドリゲス・アルバレス （PPdeG）
Gomesende スペイン内ゴメセンデの位置 Gomesende オウレンセ県内ゴメセンデの位置 北緯42度11分16秒 西経8度05分57秒 ゴメセンデ公式サイト

ガリシア州内の位置

ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は99.45%（2001年）。

地理

ゴメセンデはオウレンセ県の西部に位置し、コマルカ・ダ・テーラ・デ・セラノーバに属する。北はア・アルノイア、カルテージェ、東はラミラス、南はキンテーラ・デ・レイラード、西はポンテデーバ、コルテガーダの各自治体と隣接、自治体中心地区はポウロ教区のソブラード地区^[3]。

ゴメセンデはセラノーバ司法管轄区に属す^[4]。

人口

住民は6の教区の68の地区（集落）に居住する^[1]。

ゴメセンデの人口推移 1900－2010

出典:INE（スペイン国立統計局）1900年 - 1991年[5]、1996年 - [6]

歴史

Gomesendeという地名はゲルマン語起源であるとされる^[7]。

中世を通じてセラノーバ修道院（Mosteiro de Celanova）がサン・ロウレンソ・デ・フスタン教区の管轄権を有していた。そして、残りの教区は王家の領主権下にあったが、アフォンソ9世によって1214年にオウレンセのカテドラルのサン・ミゲル・デ・ゴメセンデ領地に寄進された。後にこれらの土地のいくつかは俗世の貴族の手に戻った。

自治体内をポンテベドラとセラノーバを結ぶ街道が通っており、この道を通ってア・アルノイアからリベイロ・ワインが船積みされていた。

政治

自治体首長はガリシア国民党（PPdeG）のプーラ・ロドリゲス・アルバレス（Pura Rodríguez Álvarez）^[8]。自治体評議員は、ガリシア国民党：5、MDG^[9]：2となっている（2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順）^[10]。

1999年6月13日自治体選挙[11] 政党 得票数 得票率 獲得議席 PPdeG 532 63.87% 7 BNG[12] 152 18.25% 1 PSdeG-PSOE[13] 145 17.41% 1 首長当選者：ラディグンド・カストロ・フェルナンデス（PPdeG）

2003年5月25日自治体選挙[11] 政党 得票数 得票率 獲得議席 PPdeG 438 60.08% 6 PSdeG-PSOE 152 20.85% 2 BNG 138 18.93% 1 首長当選者：ラディグンド・カストロ・フェルナンデス（PPdeG）

2007年5月27日自治体選挙[11] 政党 得票数 得票率 獲得議席 PPdeG 308 39.84% 4 IPG[14] 198 25.61% 2 BNG 177 22.90% 2 PSdeG-PSOE 82 10.61% 1 首長当選者：プーラ・ロドリゲス・アルバレス（IPG）

2011年5月22日自治体選挙[10] 政党 得票数 得票率 獲得議席 PPdeG 389 58.32% 5 MDG 142 21.29% 2 BNG 70 10.49% 0 PSdeG-PSOE 61 9.15% 0 首長当選者：プーラ・ロドリゲス・アルバレス（IPG）

教区

ゴメセンデは6の教区に分けられている。太字は自治体中心地区のある教区^[3]。

• ア・アギーア（サンタ・マリーア）
• オ・パオ（サンタ・マリーア）
• ペノシーニョス（サン・サルバドール）
• ポウロ（サン・ペドロ）
• サン・ロウレンソ・デ・フスタンス（サン・ロウレンソ）
• オ・バル（サンタ・マリーア）

参考文献・脚注

1. “IGE（ガリシア統計局）” (ガリシア語). ガリシア自治州政府. 2013年9月19日閲覧。
2. Neira, Carlos (ガリシア語), Evolución no uso do galego por concellos, Praza Pública., http://praza.gal/recurso/1263/evolucion-no-uso-do-galego-por-concellos/
3. Dicionario Xeográfico Ilustrado de Galicia vol.12、p.178-180、Xeogal Publicacións、2009、ISBN 978-84-613-5822-9
4. “Celanova, partido judicial nº9 de Ourense” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2011年8月27日閲覧。
5. Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
6. Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
7. Cabeza Quiles, F.（1992）Os nomes de lugar, Vigo: Edicións Xerais, p.286.
8. “Alcaldes de los municipios de Galicia” (スペイン語). Ministerio de Política Territorial y Administración Pública de España, Secretaría de Estado de Cooperación Territorial, Dirección General de Cooperación Local. 2011年8月27日閲覧。
9. MDGはMovemento Democrático de Gomesende（ゴメセンデ民主運動）、同自治体のローカル政党。
10. “スペイン内務省 2011年地方選挙結果” (スペイン語). スペイン政府 内務省. 2011年8月27日閲覧。
11. “スペイン内務省 地方選挙結果（過去）” (スペイン語). スペイン政府 内務省. 2011年8月27日閲覧。
12. BNGはガリシア民族主義ブロック、左派民族主義政党。
13. PSdeG-PSOEはガリシア社会党、全国政党スペイン社会労働党の地域支部政党。
14. IPGはIndependentes Por Gomesende（ゴメセンデのための無所属者たち）で、同自治体のローカル政党。