コンソリデーテッド・エアクラフト
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コンソリデーテッド・エアクラフト(Consolidated Aircraft )はかつて存在したアメリカの航空機メーカー。PBYカタリナ飛行艇、B-24リベレーター爆撃機を製作した。ヴァルティー・エアクラフトと合併してコンヴェアになり、後年ジェネラル・ダイナミクスを経て、現在のロッキード・マーティンの一部となる会社である。
コンソリデーテッドは、1923年5月29日にアメリカ陸軍のパイロットからギャローデット・エアクラフト(Gallaudet Aircraft Company )のマネージャになったルーベン・ホリス・フリート(Reuben Hollis Fleet )元少佐によって設立された。フリートはギャローデット・エアクラフトのビジネスを引き継ぎ、航空機ビジネスから撤退したジェネラル・モーターズからデイトン・ライトの設計の権利を得た。最初は陸軍向けのPT-1初等練習機と海軍向けのNY練習機で成功した。1929年にはトーマス・モースも買収した。1941年後半にフリートは引退し株式をヴァルティーに売却して、1943年に両社は合併しコンヴェアになった。