コルワカン
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コルワカンまたはクルワカン(スペイン語: Culhuacán、ナワ語群: Cōlhuacān ナワトル語発音: [koːlˈwakaːn])は、メキシコ盆地の、かつてテスココ湖と南のショチミルコ湖(英語版)を分けていたイスタパラパ半島の西端に位置していた都市国家。メシカおよびテスココの伝承によれば、コルワカンはトルテカによって建設され、その最初の首都であったとされる。しかしながら、『チマルパイン文書』および考古学的調査によれば、トルテカ時代よりも早くからメキシコ盆地に存在していた。テオティワカンの衰退にともなう人口の移動の結果として古典期後期に設立された。
コルワカンの住民は首都の高い文化を持ち、それがこの都市の名声が高い理由のひとつであった。メシカ=テノチティトランのトラトアニの正当性はコルワカンと血縁を持つことに由来していた。