コジモ・イル・ヴェッキオの肖像
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『コジモ・イル・ヴェッキオの肖像』(コジモ・イル・ヴェッキオのしょうぞう、伊: Ritratto di Cosimo il Vecchio、英: Portrait of Cosimo the Elder)は、イタリア・マニエリスム期の画家ポントルモが1519–1520年ごろ、板上に油彩で制作した肖像画である。モデルの人物は、50年以上間に死去していた15世紀のフィレンツェの為政者コジモ・デ・メディチ、通称コジモ・イル・ヴェッキオ (老コジモの意味) で[1][2]、15世紀の肖像画の慣例にしたがって横顔で表されている[2]。作品は現在、フィレンツェのウフィツィ美術館に所蔵されている[1][2]。