クレアチン
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クレアチン (creatine) とは、1-メチルグアニジノ酢酸(あるいはメチルグリコシアミン)のことで、有機酸の一種である。略号は Cr。筋肉中に存在する。
概要 クレアチン, 識別情報 ...
クレアチン | |
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2-(カルバミミドイルメチルアミノ)酢酸 | |
別称 (α-メチルグアニド)酢酸 メチルグアニジノ酢酸 N-アミドノサルコシン | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 57-00-1 |
ChemSpider | 566 |
EC番号 | 200-306-6 |
KEGG | C00300 |
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特性 | |
化学式 | C4H9N3O2 |
モル質量 | 131.13 g/mol |
融点 |
303 ℃ (分解) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
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クレアチンは生体内において4-ホスホクレアチン(クレアチンリン酸)に変換され、エネルギー源として貯蔵される(後述)。そのため、瞬発力を必要とするスポーツなどに有効といわれており、クレアチンパウダーが多数のメーカーからサプリメントとして販売されている。
クレアチンの代謝産物がクレアチニンで、腎機能の評価(クレアチニンクリアランス)に利用される物質として代表的である。