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クバール・スピアン
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クバール・スピアン(Kbal Spean、クメール語: ក្បាលស្ពាន、英語: ‘Bridge Head’、‘Head of the Bridge’[1])は、カンボジアのシェムリアップ州、シェムリアップ郡(英語版)にあるアンコール地区の北東[2]、プノン・クーレンの西側に位置するクメール王朝時代の遺跡地域である[3]。それは主要なアンコール遺跡群から25キロメートルのストゥン・クバール・スピアン川(英: Stung Kbal Spean River)に沿って存在する。
概要 所在地, 座標 ...
ក្បាលស្ពាន | |
![]() 滝にあるリンガとヒンドゥー教の神々の彫刻 | |
所在地 |
![]() |
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座標 | 北緯13度42分30秒 東経104度1分32秒 |
種類 | 彫刻 |
所属 | アンコール遺跡 |
歴史 | |
資材 | 砂岩 |
時代 | 11世紀中頃[1] |
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一帯は、砂岩の地層の川床や川岸に刻まれた一連の石の彫刻により構成され、一般に「1000本リンガ(英語版)の谷」または「千のリンガの川[1][4]」として知られる。石の彫刻のモチーフは、主として無数のリンガ(ヒンドゥー教の神シヴァを表す男性器の象徴)、砂岩の岩床の表面を覆うように整然と配置された凹凸表現、それにリンガとヨニ(英語版)の意匠である[5]。また、シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマー、ラクシュミーの神々、ラーマやハヌマーンなどインド神話をモチーフとする描写だけでなく、動物(ウシやカエル)といった多様なものがある[4][6][7]。