ギガス写本
中世期に制作された、現存する最大の写本 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ギガス写本(ギガスしゃほん、Codex Gigas)は、中世期の現存する最大の写本である[1]。中には悪魔の大きなイラストがあり、その製作にまつわる伝説から悪魔の聖書 (Devil's Bible) とも呼ばれている。13世紀初め、ボヘミア(現在のチェコ)のベネディクト会の修道院で作られたと見られている。ヴルガータ版聖書を含み、他にも様々な歴史的文書が含まれていて、全てラテン語で書かれている。三十年戦争中の1648年、スウェーデンが戦利品として持ち帰り、今はストックホルムのスウェーデン国立図書館が収蔵しているが、通常は公開されていない[1]。