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キリストの十字架降下 (フラ・アンジェリコ)
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『キリストの十字架降下』(キリストのじゅうじかこうか、伊: Deposizione、英: Deposition of Christ)は、1432年から1434年の間に制作された、初期イタリア・ルネサンスの巨匠フラ・アンジェリコによるキリストの「十字架降下」の祭壇画である。本来、フィレンツェのサンタ・トリニタ教会(英語版)のストロッツィ(英語版)礼拝堂のためにフラ・アンジェリコの師であったロレンツォ・モナコが着手した作品であるが、その死によりフラ・アンジェリコが制作を引き継ぎ、完成させた[1]。この作品によって、フラ・アンジェリコは当時のフィレンツェで最も想像力豊かな画家としての地位を確立した[1]。現在、フィレンツェのサン・マルコ美術館に収蔵されている[1][2]。