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キューポラ (建築)
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この項目では、建築意匠について説明しています。その他の用法については「キューポラ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
建築におけるキューポラ(英: Cupola、[ˈkjuːpələ]、円頂塔)は、建築物の上にある比較的小さい、ドームのような構造物である[1]。大抵は建築物の屋根またはドームの上に冠のように乗っている。キューポラは明り取りや換気口、展望台として機能する。鐘が設置されて鐘楼として機能する場合もある[2][3]。明り取り用のキューポラはルーフ・ランターン(Roof lantern)という呼び名もある。
![Thumb image](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/3b/Florence_duomo_fc10.jpg/640px-Florence_duomo_fc10.jpg)
イタリア, サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
この単語は「小さな杯 cupa」を意味する低ラテン語の「cupola」(元はギリシャ語のκύπελλον kupellonから古典ラテン語cupela)由来(イタリア語経由)であり、逆さまの杯に似たヴォールトを示す[4]。
キューポラは古代ローマ建築で見られる明り取り(オクルス)がルネサンス期に装飾建築として発展したものであるが、北ヨーロッパの気候では風雨の侵入を防ぐ覆いが必要であった[要出典]。インドの建築(英語版)で見られるチャットリ(英語版)はより大きな構造物の頂部で使われる時はキューポラの定義に一致する[要出典]。
キューポラはそれ自体で小さな建物として存在しており、より大きな建築物の上部に設置される。他の事例では、尖塔や塔、タレット(小塔)の上に冠されることもある[3]。農家の納屋は換気用のキューポラを持つことが多い[5]。