ガンゴートリー氷河
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ガンゴートリー氷河(ガンゴートリーひょうが、ヒンディー語: गंगोत्री、Gangotri Glacier) は、インドのウッタラーカンド州ウッタルカーシー県に位置する氷河。ヒマラヤ山脈の氷河として最大級の一つ[2]。ガンジス川の主要な源泉の一つであり、長さ29km、幅2から6km、総面積143km2、推定27.75km3の体積を有する[1]。
概要 ガンゴートリー氷河, 種別 ...
ガンゴートリー氷河 | |
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ヒンディー語: गंगोत्री | |
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種別 | 谷氷河 |
座標 | 北緯30度50分 東経79度10分 |
面積 | 143km2(2004)[1] |
全長 | 29km |
現況 | 後退中 |
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ガンゴートリー山系に囲まれており、最高峰チャウカンバ山の圏谷を北西方向に流れる。終端部はガンゴートリーから19km離れたガウムク(英語版)(ヒンディー語: गौमुखまたはगौमुखी、アッサム語及びベンガル語: গোমুখまたはগোমুখী、Gaumukh、Gomukh、牛の口)であり、ガンジス川の源流の一つであるバーギーラティー川(英語版)に至る。
ヒンドゥー教の巡礼地でもあり、敬虔な信者はガンゴートリー付近で冷水により沐浴する儀式を行い、多くはガウムクまで赴き、少数の者はさらにタポバンを訪れるが、この巡礼路は2013年インド北部洪水により、2kmにわたって岩が散乱する地帯が生じるなどの損傷が発生している。