カレン諸語
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カレン諸語(カレンしょご、Karenic languages)は、約300万人いるカレン族の人々により話され、シナ・チベット語族に属する声調言語である。言語学的分類において、カレン諸語がチベット・ビルマ語派に属するのか明確でない[1]。類型的には、ほかのチベット・ビルマ語派のほとんどの言語がSOV型の語順を持つのに対し、カレン語はSVO型の語順を持つ。
概要 カレン諸語, 話される地域 ...
カレン諸語 | |
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話される地域 | ミャンマー、およびタイ国境周辺 |
言語系統 | シナ・チベット語族
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下位言語 |
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ISO 639-2 / 5 | kar |
チベット・ビルマ語派の分布
カレン諸語 |
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カレン諸語の表記のためには、19世紀以降に主にビルマ文字を元に考案されたいくつかの文字体系が存在する(スゴー・カレン文字、仏教ポー・カレン文字、キリスト教ポー・カレン文字、レーケー文字、カヤー文字、パオ文字など)。