カルマル・ニッケル
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カルマル・ニッケル(スウェーデン語: Kalmar Nyckel)は、ネーデルラントで建造されたスウェーデンの船である。1638年にスウェーデンからの入植者を北アメリカへ運び、ニュースウェーデンの植民地を築いたことで知られる。
概要 カルマル・ニッケル, 基本情報 ...
カルマル・ニッケル | |
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ヨーコブ・ヘッグの絵画(1922年) | |
基本情報 | |
運用者 |
Skeppskompaniet スウェーデン海軍 |
艦種 | ピンネース |
艦歴 | |
竣工 | 1625年 |
退役 | 1651年6月19日 |
最期 | 1652年7月12日、英艦隊との戦闘で沈没 |
要目 | |
排水量 | 298 トン (*) |
長さ | 28 m (92 ft) (*) |
全長 | 43 m (141 ft) (*) |
幅 | 7.6 m (25 ft) (*) |
高さ | 32 m (105 ft) (*) |
吃水 | 3.78 m (12.4 ft) (*) |
帆装 | 3本マスト |
最大速力 | 12.4 ノット (*) |
乗員 | 乗組員40名、海兵隊員28名 |
兵装 |
6ポンド砲×12門 旋回砲×2門 |
(*)はレプリカのもの | |
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この船の名は、スウェーデンの都市「カルマル」の「鍵(スウェーデン語: Nyckel)」を意味する。また、列強であったスウェーデン帝国時代の権力の象徴であったカルマル城(スウェーデン語版)にも因む。1997年に、この船のレプリカがアメリカ合衆国のデラウェア州ウィルミントンで進水した。