カアバ
サウジアラビアのメッカにあるイスラム教の聖殿 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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カアバ(カーバ、アラビア語: اَلْكَعْبَة、アラビア語ラテン翻字: al-Kaʿba、発音 [al.ˈkaʕ.ba] ( 音声ファイル))は、サウジアラビアのメッカ(マッカ)にあるマスジド・ハラームの中央に位置する建造物で、イスラームにおける最高の聖地とみなされている聖殿である。カアバ神殿とも呼ばれる。
概要 カアバ, 基本情報 ...
カアバ | |
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اَلْكَعْبَة | |
基本情報 | |
所在地 | マスジド・ハラーム |
座標 | 北緯21度25分21.08秒 東経39度49分34.25秒 |
宗教 | イスラム教 |
礼拝 | タワーフ |
地域 | サウジアラビア・マッカ州・マッカ |
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科学的な起源はわかっていない一方で、イスラームにおいては預言者とされるアーダムや、イブラーヒームとイスマーイールによって建立されたとされている。ジャーヒリーヤ時代においては多神教の偶像が収められており、多くの巡礼者が訪れていた。630年にムハンマドがマッカを征服すると360体あったとされる偶像は全て破壊され、カアバはイスラームの聖殿となった。その後もカアバは災害や戦乱によってたびたび破壊されたが、そのたびに再建され現在に至っている。
カアバはほぼ立方体をしており、最も長い辺が約12メートル、最も短い辺が約10メートルである。本体は花崗岩や玄武岩から作られた石を積み上げて出来ており、キスワと呼ばれる幕で覆われている。南東角には黒石と呼ばれる石がはめ込まれており、ムスリムはこれを目印にしてタワーフを行う。カアバの内部は大理石で覆われ、3本の柱が屋根を支えている。
イスラームにおける最高の聖地とされているカアバへの巡礼はハッジやウムラと呼ばれ、ムスリムの義務のひとつである。カアバへの巡礼を行うことで様々な功徳が得られると信じられている。また、ムスリムの義務のひとつである毎日の礼拝はカアバに向かって行うことが定められている。