オーグメンテイション
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オーグメンテイション(英: 仏: Augmentation)は、紋章学において、君主から臣下に対する愛顧または恩寵の証として、もしくは戦功をはじめとする功績など、何らかの賞賛すべき行為をした者に褒賞として主に君主から与えられる、紋章に対する変更または追加のことである[1]。同様に褒賞であったとしても、新たに紋章全体を与えられる場合はオーグメンテイションとは呼ばれない。また、もともと紋章を使用する権利のない者にとっては何ら意味をなさない。
日本語では、加増紋(かぞうもん)などと訳され[1]、日本の家紋にも同様の考え方により、修正されたものがある。西郷隆盛が、明治天皇から臣下が使用することはまず許されない十六菊紋を家紋に加えることを許された例がある[1]。