オットー・リューガー

オットー・リューガー（独: Otto Lueger、1843年10月13日-1911年5月2日）はドイツの土木技術者、大学教授。『技術百科事典』の著者・編集者である。

オットー・リューガー
生誕	1843年10月13日  テンゲン (バーデン＝ヴュルテンベルク州)
死没	1911年5月2日  （67歳）
出身校	カールスルーエ工科大学
職業	工学者
受賞	ハレ・ヴィッテンベルク大学 名誉博士号 (1894年)

技術百科事典（第2版、1904年）

技術百科事典（第2版、1904年）の「スティームボイラー」項目

シュトゥットガルトのプラグフリートホーフにあるリューガーの墓

生い立ち

ドイツのテンゲン（ドイツ語版）生まれ。カールスルーエ工科大学で学び、学生団体「コルプ・サクソニア」のメンバーであった。その後、勉強のためにヨーロッパを旅した。

土木技術者として

1866年からカールスルーエの水道事業に、1871年からはフランクフルト・アム・マインの水道事業に携わる。1874年からはフランクフルト土木事務所を率い、後にフライブルク・イム・ブライスガウの土木事務所も率いた。

1878年からはシュトゥットガルトでフリーのエンジニアとして働き、バーデン・バーデン、フライブルク・イム・ブライスガウ、プフォルツハイム、ラー（英語版）などで主に水道施設を建設した。

大学の教授、技術百科事典を出版

1895年からシュトゥットガルト工科大学の助教授、1903年から水力工学の正教授となる。『技術百科事典（Lexikon der gesamten Technik）』の初代編集者である。

1911年5月2日にシュトゥットガルトで死去。シュトゥットガルトのプラグフリードホーフ墓地に埋葬されている。

受賞・受章・栄典

水供給の分野における科学的かつ実践的な功績が認められ、1894年にハレ・ヴィッテンベルク大学から名誉博士号を授与された。

関連項目

• 技術百科事典

外部リンク

• Lexikon der gesamten Technik: in 10 volumes / hrsg. by Otto Lueger Internet edition of the 2nd edition (1904-1920) at Zeno.org