オセット語
南オセチアの公用語 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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オセット語(オセットご、オセット語: ирон æвзаг, ラテン文字転写: iron ævzag、英語: Ossetic language、ロシア語: осетинский язык)は、ロシア連邦に属する北オセチア・アラニア共和国、ならびにジョージアに属する南オセチア自治州で話されている言語である。話者の数は約60万人。インド・ヨーロッパ語族のイラン語派に属する。オセチア語(英語: Ossetian language[2])とも呼ばれる。
概要 オセット語, 話される国 ...
オセット語 | |
---|---|
ирон ӕвзаг iron ævzag | |
話される国 |
ロシア ジョージア |
地域 | オセチア |
民族 | オセット人 |
話者数 | 577,450人[1] |
言語系統 | |
表記体系 | キリル文字 |
公的地位 | |
公用語 |
北オセチア 南オセチア |
統制機関 | ヴァシリー・アバエフ北オセチア人文社会科学研究所(ロシア語版) |
言語コード | |
ISO 639-1 |
os |
ISO 639-2 |
oss |
ISO 639-3 |
oss |
消滅危険度評価 | |
Vulnerable (Moseley 2010) | |
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北部のイロン(Iron, Ирон)方言と西部のディゴル(Digor, Дигор)方言の二つの方言に大別される。オセット語話者の約6分の5がイロン方言話者であり、現在の書記言語もイロン方言が元になっている。13世紀頃にはハンガリーにおいても少数民族ヤースによってオセット語の方言が使用されていた。
1923年にラテン文字をもとにした正書法がつくられた。1938年より、北オセチアではキリル文字を用いた表記に改められた。南オセチアでは1938年にグルジア文字による表記に改められたが、1954年以後、キリル文字が用いられている。