エル・エスコリアルの無原罪の御宿り
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『エル・エスコリアルの無原罪の御宿り』(エル・エスコリアルのむげんざいのおんやどり、西: La Inmaculada del Escorial, 英: The Immaculate Conception of El Escorial)は、スペインのバロック期の画家バルトロメ・エステバン・ムリーリョが1660年から1665年に制作した絵画である。油彩。主題は聖母マリアが母アンナの懐胎の瞬間から原罪を免れたとする無原罪の御宿りから取られている。この主題を描いたムリーリョの多くの芸術的描写は後の芸術に多大な影響を与えた[1]。その中でも本作品はムリーリョの最高傑作の1つと見なされている。現在はマドリードのプラド美術館に所蔵されている[2][3]。