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エルメシンダ・デ・ビゴーラ(スペイン語:Ermesinda de Bigorra, 1015年 - 1049年12月1日)は、アラゴン王ラミロ1世の妃。結婚前の名はジェルベルジュ・ド・ビゴール(フランス語:Gerberge de Bigorre)またはジズベルガ(Gisberga)[1]。
エルメシンダはフォワ伯・ビゴール伯ベルナール1世・ロジェとビゴール女伯ガルサンドの娘である。兄弟には、ビゴール伯ベルナール2世、フォワ伯ピエール=ベルナールがいる。また、ナバラ王ガルシア3世と結婚したエティエネットも姉妹である可能性がある[2]。
エルメシンダは1036年8月22日にアラゴン王ラミロ1世と結婚した[3]。結婚後に名前をジェルベルジュからエルメシンダに改名した。夫妻の結婚生活は13年間続き、その間に夫ラミロ1世は、ハカ周辺に散らばる領地を所有する家臣の身分から、かつてのアラゴン、ソブラルベ、リバゴルザの伯領にまたがる小王国の事実上の支配者となり、それにより最初のアラゴン王であると考えられている。2人の間には以下の子女が生まれた。
エルメシンダは1049年12月1日に死去し、サン・フアン・デ・ラ・ペーニャ修道院に埋葬された[5]。夫ラミロ1世はその4年後にアニェス・ダキテーヌと再婚した。
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