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エドフ神殿
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エドフ神殿(エドフしんでん、英語: Temple of Edfu)は、最高神ホルス=アポロより、アポロノポリス・マグナ (Apollonopolis Magna) としてギリシア・ローマの時代に知られたエドフの町の、ナイル川西岸に位置する古代エジプトの神殿 (Egyptian temple)[4]。エジプトで最も保存状態のよい神殿の1つである[1]。
概要 遺跡, 種類 ...
エドフ神殿 | ||||
![]() エドフ神殿の入場口となる塔門 | ||||
遺跡 | ||||
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種類 | 神殿 (Temple) | |||
所在地 | ![]() アスワン県、エドフ | |||
ノモス | 上エジプト、第2(州) | |||
ヒエログリフ名 |
(Bḥd.t) | |||
祭神 | ホルス(主神)、ハトホル、ハルソムトス (Harsomtus) | |||
歴史 | ||||
時代 | ギリシア・ローマ時代 | |||
王朝 | プトレマイオス朝 | |||
着工 | 紀元前237年8月23日 | |||
完成 | 紀元前57年 | |||
建築 | ||||
資材 | 砂岩[1] | |||
高さ | 44 メートル(塔門東側)[2] | |||
幅 | 137 メートル(塔門)[3] |
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ハヤブサ神ホルスに捧げられたこの神殿は、エドフのホルス神殿として知られ[5]、プトレマイオス朝時代(紀元前332-32年[6])の紀元前237年から57年にかけて建造された[7]。その壁にある碑文は、古代エジプトのギリシア・ローマ時代における言語、神話、宗教について重要な情報を提供する。特に、神殿に刻まれた建物の記載は「神殿の建設の詳細な記述を提供すると同時に、さらに創造の島のような本神殿ならびに他の神殿すべての神話的な解釈に関する情報を保持している」[4]。さらに「ホルスとセトとの長年の対立に関連する神聖な物語の重要な場面と碑文」がある[4]。それらはドイツのエドフ・プロジェクト (Edfu-Project) により翻訳されている。