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ウマノスズクサ属
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ウマノスズクサ属(ウマノスズクサぞく、馬の鈴草属、学名:Aristolochia)とは、ウマノスズクサ科に属する植物群の1つ。ウマノスズクサ科の基準属である。多年生蔓植物からなる属で、一部に直立するもの、および木本がある。葉は互生。花は花被が癒合して筒状となる。雄蘂と雌蘂は短くてその底にあり、果皮の筒はこの部分で膨らみ、その上でやや細くなって喉部を構成、その先で広がり、左右対称の形を見せる。喉部でUの字型に曲がるものも多いが、ほぼ真っ直ぐなものもある。
概要 ウマノスズクサ属, 分類 ...
ウマノスズクサ属 | ||||||||||||||||||
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![]() Aristolochia californica | ||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||
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種 | ||||||||||||||||||
本文参照 |
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世界の熱帯ー亜熱帯を中心に500種以上が知られるが、オーストラリア大陸にだけは自然分布していなかった[要出典]。ウマノスズクサ属の種は、ジャコウアゲハ属(ジャコウアゲハやトリバネチョウなど)の蝶の食草になることが多い。
属の学名(アリストロキア)から命名されたアリストロキア酸が含まれており、これには腎毒性、発癌性がある。実際、ウマノスズクサ属の植物を含む漢方薬での腎障害の事例もある[1]。中国では「関木通」と呼ばれるが、「木通」(日本ではアケビ属を指す名称)と略されることもあり、混同せぬよう注意が必要。バルカン半島では、小麦に混入したA. clematitisによると思われるバルカン腎症(英語版)が発生し、最悪の場合腎臓癌に発展する。