ウシュバ
ジョージアの山 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
ウシュバ(欧字名:Ushba、グルジア語: უშბა、カラチャイ・バルカル語: юч баш) はジョージア北西部、スヴァネティ地方にある大コーカサス山脈に連ねる山で、南峰(標高4710m)、 北峰(標高4698m)と2つの峰からなる連峰である。近代登山の先駆者と称されるイギリスの探検家、ダグラス・フレッシュフィールド(英語版)が1896年に著した『カフカス探検』にて、スヴァネティのマッターホルンだと紹介したことによってその名が広まったウシュバは、以来その美しさから「コーカサスのマッターホルン」とも称されている[2]。
概要 უშბა ウシュバ山, 標高 ...
უშბა ウシュバ山 | |
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標高 |
北峰:4,710 m (15,450 ft) 南峰:4,698 m (15,410 ft) m |
所在地 | ジョージアサメグレロ=ゼモ・スヴァネティ州 |
位置 | 北緯42度39分32秒 東経43度07分29秒 |
山系 | 大コーカサス山脈 |
初登頂 | 1888年、ジョン・ガーフォード・コックリンとウルリッヒ・アルマーによる[1] |
プロジェクト 山 | |
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山名はスヴァン語で「災いをもたらす山」、あるいはカラチャイ・バルカル語で「3つの峰がある山」から来ている。
コーカサス神話では、狩りの女神ダリ(英語版)の住処とされており、氷に覆われた南嶺は「ダリの窓(グルジア語: დალის ფანჯარა)とも呼ばれている[3]。