ウィーン市電E1形電車
かつてウィーン市電に導入された車両 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
E1形は、かつてオーストリアの首都・ウィーンの路面電車であるウィーン市電に導入された車両。従来の車両を改良した形式で、330両以上の大量導入が実施され、50年以上もの長期に渡って使用された。廃車後は複数の車両が国内外の路面電車に譲渡され、一部は2023年現在も営業運転に用いられている[1][2][3][4][7]。
概要 基本情報, 製造所 ...
ウィーン市電E1形電車 | |
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E1形(4547、2010年撮影) | |
基本情報 | |
製造所 | ローナー・ロータックス、シメリンク・グラーツ・パウカー(SGP)(英語版) |
製造年 | 1966年 - 1976年 |
製造数 | 338両(4461 - 4560、4631 - 4868) |
運用開始 | 1967年 |
投入先 |
ウィーン市電 ロッテルダム市電(オランダ語版)、クラヨーヴァ市電、ミシュコルツ市電、クラクフ市電(ポーランド語版)、シレジア・インターアーバン、グラーツ市電、ブライラ市電(譲渡先) |
主要諸元 | |
編成 | 2車体連接車、片運転台 |
軌間 | 1,435 mm |
車両定員 | 151人(着席33人) |
車両重量 | 24.11 t |
全長 | 20,335 mm |
車体長 | 19,771 mm |
全幅 | 2,236 mm |
全高 | 3,200 mm |
床面高さ | 890 mm |
固定軸距 | 1,800 mm |
台車中心間距離 | 6,000 mm |
主電動機 | WD 785 |
主電動機出力 | 150 kw |
出力 | 300 kw |
制御方式 | 抵抗制御方式 |
制動装置 | 発電ブレーキ、ドラムブレーキ、電磁吸着ブレーキ、手ブレーキ |
備考 | 主要数値は[1][2][3][4][5][6]に基づく。 |
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