Loading AI tools
吊橋のメインケーブルを地上に固定する構造物 ウィキペディアから
アンカーブロックは、吊橋のメインケーブルを固定(定着)させるための巨大なコンクリートブロック。アンカレイジ、アンカーレイジ、アンカーレッジ(anchorage)ともいう。
アンカーブロックは、メインケーブルの張力を自重で受け止め、地盤に伝達する役割を持つ。このため、アンカーブロックの基礎およびその地盤は強固なものでなければならない。
主塔の方向からアンカーブロックへ入るケーブルを、大きく下方に曲げる受け台をスプレーサドルという。メインケーブルを構成する個々のケーブルはスプレーサドルの主塔側では並行であるのに対し、反対側ではスプレーのように分散し、アンカーブロック内に設けられたアンカーフレームの異なる部位へそれぞれ接続される。
ケーブルが錆の発生で腐食しないよう、アンカーブロック内は湿度管理がなされている。
長大橋の場合、メインケーブルの強大な張力に耐えるためにどうしても巨大になるが、しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の来島海峡第三大橋今治側アンカーブロックは景観を損なわないように糸山半島の地中に埋め込む配慮がされている。同様に、瀬戸大橋(瀬戸中央自動車道)の下津井瀬戸大橋下津井側のアンカーブロックも鷲羽山山腹に埋め込んである。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.