アレヒン・ディフェンス
ウィキペディア フリーな encyclopedia
アレヒン・ディフェンス (Alekhine's Defence) は、チェスのオープニングの1つ。第4代及び第6代のチェスの公式世界チャンピオンであるアレクサンドル・アレヒンが研究したことから「アレヒン・ディフェンス」と名付けられた[1]。アレヒンはしばしば「アレキン」或いは「アリョーヒン」と呼ばれるので「アレキン・ディフェンス」或いは「アリョーヒン・ディフェンス」とも呼ばれている。右図は、その基本形となっている[2]。基本形までの手順は1. e4 Nf6である[2]。黒はナイトを動かすだけで手損と見られていたが[1]、アレヒンは白の伸びきったポーンを目標に指す戦法を考え[1]、1921年にブダペストで開催された国際大会でこのオープニングを用いて好成績を得た[1]。しかし、変化が難しいため、中級者や上級者向けのオープニングである。
アレヒン・ディフェンス
a | b | c | d | e | f | g | h | ||
8 | 8 | ||||||||
7 | 7 | ||||||||
6 | 6 | ||||||||
5 | 5 | ||||||||
4 | 4 | ||||||||
3 | 3 | ||||||||
2 | 2 | ||||||||
1 | 1 | ||||||||
a | b | c | d | e | f | g | h |