アル=マディーナ・スーク
世界遺産である古代都市アレッポにあるスーク / ウィキペディア フリーな encyclopedia
アル=マディーナ・スーク(アラビア語: سوق المدينة)は、ユネスコの世界遺産(文化遺産)である古代都市アレッポの中にあるスーク。世界最古の市場ともいわれ、屋根のあるスークとしては世界最大ともいわれる[1][2]。アレッポがある土地では紀元前から商業が行われており、年月とともに都市が拡張された。スークはアレッポ城の西に位置し、人口の増加とともに四方に拡がった[3]。16世紀から18世紀にかけてはアジア、アフリカ、ヨーロッパを交易で結び、オスマン帝国の最大の貿易センターだった[4]。
かつては4000軒以上の店舗があったとされている[1]。2012年の内戦ではアレッポの戦いによってスークが破壊され、再建が進んでいる[5][6][7]。