アムド
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この項目では、チベットの伝統的地方区分について説明しています。中華人民共和国の定めるチベット自治区の県については「アムド県」を、半導体メーカーAMDについては「アドバンスト・マイクロ・デバイセズ」をご覧ください。 |
アムド(チベット語: ཨམདོ a mdo、中国語: 安多、拼音: Ānduō)は、チベット(チベット高原)を構成する3つの地方のひとつで、その東北部を指す。その他はウー・ツァンとカム。
伝統的にチベット人とともにオイラトのホシュート部を中心とするモンゴル人や一部のテュルク系などが多数居住してきた。当地に居住するチベット人はアムド方言を用い、アムドーワ(a mdo ba)と自称した。
現在も青海省には多数のチベット仏教寺院が残り、チベット人・モンゴル人の僧侶によって守られている。