アサフェティダ

アサフェティダ
	アサフェティダ
分類（APG III）
学名
	Ferula assa-foetida L. (1753)
和名
	アギ
英名
	asafoetida

アサフェティダ（asafoetida、学名：Ferula assa-foetida）、和名アギ（阿魏）^[5]は、セリ科の二年草。サンスクリット名 हिङ्गु（hiṅgu、ヒング）。

概要アサフェティダ, 分類（APG III） ...

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北アフリカ原産で、現在は中近東やインドにおいて栽培されている^[5]。茎から採れる樹脂状の物質を香辛料や生薬として用いる^[5]。

香辛料としてのアサフェティダは、複数の揮発性硫黄化合物を含みニンニクやドリアンに似た強烈な臭いがあるが^[5]、油で加熱すると強烈な臭いは消えて、タマネギのような風味となる。インドにおいて香辛料として幅広く用いられる他、ウスターソースの原料としても使われている。強烈な臭気を喩えて、悪魔の糞（英語版）（Devil's dung）という呼び名もある。

仏教ではネギ属の多くの植物とともに、五葷のひとつとして食用を禁止している。^[6]

[1]
米倉浩司『高等植物分類表』（重版）北隆館、2010年。ISBN 978-4-8326-0838-2。
[2]
米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ferula assa-foetida L.”. BG Plants 和名−学名インデックス（YList）. 2012年9月13日閲覧。
[3]
"'Ferula assa-foetida L.". Tropicos. Missouri Botanical Garden. 1702726. 2012年8月13日閲覧。
[4]
Ferula assa-foetida in NCBI
[5]
糸川秀治著、化学大辞典編集委員会編『化学大辞典』 1巻（縮刷版第26版）、共立、1981年10月、29頁。
[6]
吉村昇洋「道元禅師と食～精進料理の世界～」『禅文化洞上墨蹟第12号＜特集＞精進料理』 2016年4月30日発行　p194

"Ferula assa-foetida Asafoetida" - Encyclopedia of Life
"Ferula assa-foetida". National Center for Biotechnology Information（NCBI） (英語).

[Yonekura2010-1] [1]
米倉浩司『高等植物分類表』（重版）北隆館、2010年。ISBN 978-4-8326-0838-2。

[YList_page-2] [2]
米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ferula assa-foetida L.”. BG Plants 和名−学名インデックス（YList）. 2012年9月13日閲覧。

[Tropicos_page-3] [3]
"'Ferula assa-foetida L.". Tropicos. Missouri Botanical Garden. 1702726. 2012年8月13日閲覧。

[ITIS_page-4] [4]
Ferula assa-foetida in NCBI

[chem-5] [5]
糸川秀治著、化学大辞典編集委員会編『化学大辞典』 1巻（縮刷版第26版）、共立、1981年10月、29頁。

[6] [6]
吉村昇洋「道元禅師と食～精進料理の世界～」『禅文化洞上墨蹟第12号＜特集＞精進料理』 2016年4月30日発行　p194

[5]

[1]

[2]

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[4]

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アサフェティダ

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概要

脚注

外部リンク