アイスリンク仙台
ウィキペディア フリーな encyclopedia
アイスリンク仙台(アイスリンクせんだい)は、宮城県仙台市泉区の三井不動産SPORTS LINK CITY FUN-TE!(ファンテ!)[※ 1]のスポーツ棟にある、年中24時間営業のスケートリンクである(名称変遷あり)。
アイスリンク仙台 | |
---|---|
施設情報 | |
旧名称 |
「オレンジワン泉」 「泉DOSCアイスアリーナ」 「コナミスポーツクラブ泉・スケートリンク」 |
愛称 | アイリン |
用途 | アイススケート |
事業主体 | 三井不動産 |
管理運営 | 加藤商会 |
竣工 | 1988年(昭和63年) |
所在地 |
〒981-3116 宮城県仙台市泉区高玉町9-2 |
位置 | 北緯38度19分1.9秒 東経140度53分31.8秒 |
テンプレートを表示 |
同市にある仙台城(青葉城)外堀の五色沼(北緯38度15分25.9秒 東経140度51分24.8秒)は日本フィギュアスケート発祥の地とされる[1]オリンピック2大会連続優勝の男子シングルの羽生結弦 と五輪優勝の女子シングルの荒川静香を記念するギャラリーが当リンクに併設されている。
また、2002年ソルトレークシティ五輪4位入賞の本田武史、2006年トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香も本リンクに通っていた。
五輪2連覇の偉業を達成した羽生結弦が生まれ育った 仙台市 で17歳まで通い練習したリンクである(当リンク2004年閉鎖~2007年再開)(2011年時4ヶ月間営業停止)。また、オリンピック金メダリストを3大会輩出したリンクで当リンク出身者は、2002年ソルトレークシティ五輪4位の本田武史から2018年平昌五輪 金メダル五輪2連覇の羽生結弦まで、5大会連続で入賞者を1人以上輩出している(#沿革参照)。
羽生結弦は、震災後から今、現在も自分の著書2冊の印税の全額をアイスリンク仙台へ多額の寄付をしており、ホームページにて毎年詳細が報告されている。また、当リンクで練習する子供たちの送迎用のバス2台を寄贈している[2]。
2014年4月には羽生結弦 祝賀パレードの剰余金を「宮城県スケート連盟」に寄付。アイスリンク仙台で贈呈式が行われた。連盟は寄付金を活用し、アイスリンク仙台で同日開かれた七夕杯フィギュアスケート競技会のメダルを制作したほか、新人発掘講習会やジュニア世代の大会開催費用に充てる方針である[3][4]。
また2018年4月にも羽生結弦 祝賀パレードの剰余金を全額を寄付。剰余金は市長が12月16日、泉区のアイスリンク仙台で行われる「第1回仙台市長杯フィギュアスケート競技会」で、主催する「宮城県スケート連盟」に寄贈した。選手の技術の向上を目指した合宿や遠征の費用、次世代の選手の発掘にむけた講習会の開催費用に役立ててほしいとし、県スケート連盟は来年以降も大会を続け、県内のスケート選手の強化・育成に力を入れていくとした[5][6]。
当リンクは羽生結弦 ファンにとって「聖地」の1つともなっており、世界中の羽生ファンが次々と「巡礼」している。そのため仙台市および関連団体も、同市の主要な観光地の1つとして宣伝している[7]。