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長野県・新潟県にある橋 ウィキペディアから
れいめい橋(れいめいばし)は、長野県上水内郡信濃町大字野尻 - 新潟県妙高市大字関川の関川に架かる上信越自動車道(関越自動車道上越線)のラーメン橋。
れいめい橋 | |
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れいめい橋1期橋。手前は池尻川調整池(2007年8月) | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 長野県上水内郡信濃町大字野尻 - 新潟県妙高市大字関川 |
交差物件 | 関川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 上信越自動車道 |
管理者 | 東日本高速道路 |
設計者 | 八千代エンジニヤリング(2期線) |
施工者 | ピーエス三菱(2期線) |
竣工 | 1995年(平成7年)(1期線) |
開通 |
1997年(平成9年)10月16日(1期線) 2019年(令和元年)12月5日(2期線) |
座標 | 北緯36度51分10.5秒 東経138度11分14.2秒 |
構造諸元 | |
形式 | ラーメン橋 |
材料 | プレストレスト・コンクリート |
全長 |
514.000 m(1期線) 500.500 m(2期線) |
幅 |
10.490 m(1期線) 9.410 m(2期線) |
最大支間長 | 142.000 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
信濃町IC - 妙高高原IC間の長野県上水内郡信濃町大字野尻 - 新潟県妙高市大字関川にあり、橋長は1期橋の1期橋514 m (メートル) 、2期橋500.5 mである。
れいめい橋は1期線施工時に1・2期線一体型の基礎を採用したが、1990年道路橋示方書と設計要領第2集に準拠したため、2期線をそのまま架橋した場合、2012年道路橋示方書を満たさない。そのため、A1 - P5径間については既設下部工を補強した上で1期線と同じ支間割で架橋し、P5 - A2径間については、P6・P7橋脚がケーソン基礎であり補強が困難とされたことから、支間割を変更して橋脚を新設することとした。P5 - A2径間については、PC3径間連続波形鋼板ウェブ橋とPC4径間連続ラーメン箱桁橋の2案があったが、上部工の維持費および架設費用の点から後者が採用された [1]。
関川河岸には、火山由来の最大2 mの岩塊があり、1期線の交通を確保したうえで人力による砕波を強いられた。上部架設時には、東北電力の高圧線が張り出し架設部の上空で交差するため、5 m以上離隔する安全対策を要した[2][3]。
1期線(上り線)
2期線(下り線)
上信越自動車道の信越国境をまたぐ橋梁として、上り側を1期線として、1995年(平成7年)に架橋され、1997年(平成9年)10月16日に暫定2車線で供用した。その後、交通渋滞の緩和および冬季の円滑交通確保を目的に4車線化事業化された[1]。2019年(令和元年)12月5日に本橋を含む信濃町IC - 上越JCT間が4車線化され、2期線が供用されるとともに、上信越自動車道が全線4車線化された[4]。
2020年(令和2年)に1月末から2月末までの期間限定で上信越自動車道全通20周年・4車線化を記念して、本橋を含む6橋の上信越道はしカードがNEXCO東日本により配布された[5]。
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