お化けかるた(おばけかるた)は、お化けや妖怪を題材にしたかるたの通称である。妖怪かるたとも呼ばれる。
産女を描いた絵札
江戸時代後期から大正時代中頃にかけて流行した江戸妖怪かるたが元になっており、いろはかるたの一種。現代でも絵本作家の川端誠などが現代風にアレンジした『お化けかるた』を発表している。
読み札には「やなぎの下のうぶめ」などと書かれており、遊んでいるうちに絵札に描かれた妖怪の容姿や特性を覚えることが出来る。
妖怪研究家として知られる作家の京極夏彦は「妖怪かるたに描かれている妖怪は、妖怪として完成している」と語っている。