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いて座A*
銀河系の中心にある明るくコンパクトな天文電波源 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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いて座A*(いてざエー・スター、略号Sgr A*)は、天の川銀河の中心にある明るくコンパクトな天文電波源。より大規模な構造の電波源領域であるいて座Aの一部である。いて座A*の位置には超大質量ブラックホールが存在すると考えられ、多くの渦巻銀河や楕円銀河の中心にも同じように超大質量ブラックホールがあるというのが定説となっている[4]。いて座A*の周囲を公転している恒星S2の観測によって、銀河系中心に超大質量ブラックホールが存在する証拠と、ブラックホールに関するデータがもたらされおり、いて座A*がそれであるという推論になっている。2022年に、イベントホライズンテレスコープ (EHT)により直接観測に成功している。
概要 いて座A* Sagittarius A*, 星座 ...
いて座A* Sagittarius A* | ||
---|---|---|
![]() | ||
イベントホライズンテレスコープによって直接観測されたいて座A* | ||
星座 | いて座 | |
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 17h 45m 40.03599s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | −29° 0′ 28.1699″[1] | |
距離 | 27,100 ± 200 光年 (8,320 ± 70 パーセク[2]) 25,600 ± 500 光年 (7,860 ± 140 パーセク[3]) | |
物理的性質 | ||
質量 | (4.28 ± 0.10) ×106 M☉[2] (4.02 ± 0.16) ×106 M☉[3] | |
他のカタログでの名称 | ||
AX J1745.6-2900, CXOGC J174540.0-290027, SWIFT J1746.3-2850A[1] | ||
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