聖母子とパドヴァの聖アントニウス、聖ロクス
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『聖母子とパドヴァの聖アントニウス、聖ロクス』(せいぼしとパドヴァのせいアントニウス、せいロクス、西: Virgen y el niño con San Antonio de Padua y San Roque, 英: Madonna and Child with St Anthony of Padua and St Roch)は、イタリア、ルネサンス期のヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ・ヴェチェッリオが1508年ごろに制作した絵画である。油彩。ジョルジョーネの影響が色濃い最初期の宗教画で、おそらくヴェネツィアのサン・ロッコ教会(英語版)のサン・アトニオ・スクオーラ(Scuola di San Antonio)のために制作された。長らくジョルジョーネの作品と考えられていたが、20世紀初頭にティツィアーノに帰属された。現在はマドリードのプラド美術館に所蔵されている[1][2]。