日本の仏尊
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日本の仏尊(にほんのぶっそん, Japanese Buddhist pantheon)では、日本で信仰されている大乗仏教における信仰・造像の対象である、様々な仏(ほとけ, ブッダ)、菩薩、下級神の一覧を示す。
本来、仏とは、仏教における最高の存在であり、悟りを開いた者である仏陀(如来)とする(狭義の仏)。しかし後に、仏陀に準ずる存在で悟りを開こうと修行している菩薩、密教特有の尊である明王、天部の護法善神などを含めた、仏教の信仰、造像の対象となる尊格を、広義の解釈として「仏(仏尊)」と総称するようになった。
大乗仏教では多くの如来・仏が後に生み出された。たとえば浄土三部経の一つ『阿弥陀経』には、三千大千世界(全宇宙の意)に、ガンジス川の砂粒の数(恒河沙)ほどの仏があまねく存在することが説かれている。このように大乗経典では仏の名前を列挙した経典も多数存在する。
なお上座部仏教では、仏は釈迦牟尼仏のみを指し、釈迦の尊像以外は信仰の対象とはしない(ただし、過去七仏など釈迦以前の仏(ブッダ・覚者)が存在したことは認めており、また未来仏である弥勒についても言及している)。