中華民国
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中華民国(ちゅうかみんこく、繁: 中華民國、注音: ㄓㄨㄥ ㄏㄨㄚˊ ㄇㄧㄣˊ ㄍㄨㄛˊ、ウェード式: Chung-hua Min-kuo、英語: Republic of China[5])は、東アジアに位置する共和制国家。実効支配している領土の大半が台湾島であることと、中華人民共和国が「一つの中国」原則を唱えている政治情勢により、「台湾」(たいわん、繁: 臺灣/台灣)が通称として国際的にしばしば使用されている。現在(1949年以降)の首都は台北市。
この項目では、台湾地区を統治する国家について説明しています。
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公用語 | 中国語(中華民国国語、事実上)[注 1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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首都 | 台北市[1][2](事実上[注 2]) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最大の都市 | 新北市(台北都市圏) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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通貨 | 新台湾ドル (NT$)(TWD) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間帯 | UTC+8 (DST:なし) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ISO 3166-1 | TW / TWN | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ccTLD | .tw | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国際電話番号 | +886 |
中華民国 | |||||||||||||||||||||||
繁体字 | 中華民國 | ||||||||||||||||||||||
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アジアで2番目の共和国[注 3]として1912年に中国大陸地区で成立したが、国共内戦で中国共産党に敗れて大陸地区から放逐され、1950年[注 4] 以降は台湾省の全域[注 5] と福建省の極一部の島嶼(台湾地区)、大陸時代には海南特別行政区に属していた東沙諸島と南沙諸島の太平島・中洲島[注 6] を実効支配する海洋国家となった。台湾地区は、日本やフィリピン、中華人民共和国と領海を接する。現存する中でアジア最古の共和制国家である。
五権憲法(中国語版)に基づく議会制民主主義・資本主義体制国家であり、かつては国際連合安全保障理事会常任理事国として国際社会に大きな影響を与えていた。しかし、中華民国の代わりに中華人民共和国を「中国」の唯一の代表とすると認めるアルバニア決議が1971年に採択され、抗議した中華民国政府は国際連合から脱退し、中華人民共和国が「中国」を代表する国家の地位を継いだ。2023年時点では中華民国を正式に国家として承認している国は13か国に留まるが、以前に国交を結んでいた国々との間では、断交以降も経済・文化面の交流が行われている。
日本は1972年の日中共同声明により中華人民共和国政府を「中国の唯一の合法政府」と承認して国交を樹立したことに伴い、中華民国政府との国交を断絶した。これによって双方の大使館などが閉鎖された。国交断絶後も民間の実務関係を維持するため、日台相互に非政府組織の連絡機関(日本は日本台湾交流協会、台湾は台湾日本関係協会)をそれぞれ設置して現在に至る。