ネオン (企業)
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ネオン(NEON)は、CEOのトム・クインと、アラモ・ドラフトハウス・シネマ(英語版)の共同設立者でもあるティム・リーグ(英語版)によって2017年に設立された、アメリカ合衆国の独立系映画製作・配給会社[1]。
種類 | 子会社 |
---|---|
業種 | 映画製作、映画配給 |
設立 | 2017年1月13日 (7年前) (2017-01-13)[1] |
創業者 |
トム・クイン ティム・リーグ(英語版) |
本社 | アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ニューヨーク |
事業地域 | 世界 |
主要人物 | |
従業員数 | 11~50人[2] |
親会社 | 30ウエスト(英語版) |
部門 |
|
ウェブサイト |
https://neonrated.com/ https://superltd.com/ |
同社の初配給作品となる『シンクロナイズドモンスター』は2017年4月7日に公開された[5][6]。
同社は、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』、『パラサイト 半地下の家族』、『燃ゆる女の肖像』、『パーム・スプリングス』、『FLEE フリー』、『わたしは最悪。』、『TITANE/チタン』、『スペンサー ダイアナの決意』、『逆転のトライアングル』など、批評家から高い評価を得て、数々の賞を受賞するような作品を配給することで知られている[7][8][9][10]。中でも、『パラサイト 半地下の家族』は同社の世界興行収入の最高額を記録し、その額は2億ドルを超えた[11]。
同社は、数々の映画祭で強烈な印象を残し、カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞した4作品(『パラサイト 半地下の家族』、『TITANE/チタン』、『逆転のトライアングル』、『落下の解剖学』)の配給権も獲得している。つまり、同社は4年連続でパルム・ドール受賞作の配給権を獲得したことになる(前半の2作は同映画祭開催前に、後半の2作は同映画祭開催中に)[12]。
また、同社は著名な映画製作者たちとも数多く仕事をしており、その中には同社が公開した映画が彼らのキャリアの転機となった者もいる(アリ・アッバシ、ポン・ジュノ、ブランドン・クローネンバーグ、デヴィッド・クローネンバーグ、ジュリア・デュクルノー、クレイグ・ギレスピー、是枝裕和、ハーモニー・コリン、サム・レヴィンソン、リューベン・オストルンド、セリーヌ・シアマ、ヨアヒム・トリアーなど)[13][14][15][16][17]。