サン・ドメニコ・ディ・カメリーノの祭壇画
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『サン・ドメニコ・ディ・カメリーノの祭壇画』(サン・ドメニコ・ディ・カメリーノのさいだんが、英: San Domenico di Camerino Altarpiece)、または『サン・ドメニコ・ディ・カメリーノの多翼祭壇画』(サン・ドメニコ・ディ・カメリーノのたよくさいだんが、伊: Polittico di San Domenico di Camerino)は、イタリア初期ルネサンスの画家カルロ・クリヴェッリが1482年に板上にテンペラと金で描いた絵画である[1][2]。本来、イタリアのマルケ州カメリーノで描かれた。豪華な祭壇画を構成していたそれぞれのパネルは現在、ミラノのブレラ美術館、フランクフルトのシュテーデル美術館、そしてチューリッヒのアベッグ=ストッカー ・コレクション (Abegg-Stockar Collection) に所蔵されている。そのうち、ブレラ絵画館には中央パネルと左右両翼パネル、および裾絵 (プレデッラ)(英語版)の2点が所蔵されている[1][2]。