ゴーイング・ポスタル
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ゴーイング・ポスタル(Going postal)は、アメリカ英語のスラングで、特に職場において、制御不能なほどに激高することをいう。この状態になると、暴力事件にまで発展しかねないというニュアンスがある。
1986年以降、アメリカ合衆国郵便公社(United States Postal Service, USPS)の職員による、上司や同僚、警察官や一般市民を標的とした大量殺人が相次いだことに由来する。1970年から1997年までの期間、少なくとも40人が郵便公社の職員または元職員によって殺害されており、このうち20件が職場内暴力(workplace rage)に関連した事件とされる。