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アメリカの私立大学院大学 ウィキペディアから
ハーバード・ケネディ・スクール(Harvard Kennedy School、HKS)は、ハーバード大学の公共政策大学院。1936年設立。
ジョン・F・ケネディ・スクールのタウマン・ビルディング | |
モットー | Ask what you can do |
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種別 | 私立 |
設立年 | 1936年 |
資金 | 120万ドル (2015/05) |
学部長 | Douglas Elmendorf |
教員数 | 193 |
職員数 | 490 |
学生総数 | 1,017 (MPP: 461, MPA: 556) |
所在地 |
米国 マサチューセッツ州ケンブリッジ |
キャンパス | 都市型 |
公式サイト | hks.harvard.edu |
設立当初の名称は公共経営大学院(Graduate School of Public Administration)であったが、1966年に第35代大統領のジョン・F・ケネディの名を冠して、正式名称をハーバード・ジョン・F・ケネディ行政大学院(Harvard John F. Kennedy School of Government)とした。
ハーバード大学ケネディスクール(HKS)は、コロンビア大学国際公共政策大学院(SIPA)、プリンストン大学国際公共政策大学院(SPIA, 旧WWS)などと共に国際公共政策分野における世界最高峰の公共政策大学院の1つであり、政治学・国際関係学の分野でも、ジョンズ・ホプキンズ大学(SAIS)、ジョージタウン大学(SFS)と共に世界最高峰の評価を受けており、政財界へ指導的な人材を輩出しつづけている。[1]世界約90カ国から約1,000名が学んでおり、日本人入学者数は官費留学を中心に各年度10名程度。
ケネディースクールの特徴は、パブリックセクターにおけるリーダージップ育成、学際性、理論と実践の融合を強調しているところである。[2]
学位課程は、基幹カリキュラムが必須の公共政策学修士課程(MPP:Master in Public Policy)、職務経験もしくは修士号以上既取得者向けで柔軟なカリキュラムが組める公共経営学修士課程(MPA:Master in Public Administration)、国際開発に重心を置いた公共経営学(国際開発)修士課程(MPA/ID:Master in Public Administration in International Development)、さらに相当期間の職務経験を有するミッドキャリア向けで1年コースの公共経営学修士課程(MC/MPA ; Mid-Career Master in Public Administration)に大別される。その他、入学者数は少ないがPh.D.プログラムも用意されている。
ハーバード・ロー・スクールやビジネススクールといったハーバード各大学院、MIT、フレッチャー法律外交大学院と単位交換の提携をしており、履修可能な講座の幅広さがケネディスクールの学際性の基礎を成している。[2]
アメリカの政権交代の際に見られるリボルビング・ドア(大統領の交代とともに政府高官が一斉に入れ替わる)の有力な人材供給源として知られており、近年の学長にはクリントン政権で国防次官補を務めたジョセフ・ナイ(1995.12~2004.6)、クリントン政権で厚生省副長官を務めたデイヴィッド・T・エルウッド(2004.7~2015.6)がいる。現学長は、オバマ政権で議会予算局の局長を務めたダグラス・エルメンドルフ (2016.1~)。2023年9月、エルメンドルフは2024年6月をもって学長を退くことを発表した。7月からの後任にはスタンフォード大学教授のジェレミー・ワインスタインが指名されている[3]。
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